SXSW2018に今年も参加してまいりました。山崎千裕+ROUTE14bandで6年連続。
通算6回目のSXSW出演を果たしました。
今年のSXSW Music Festivalの開催期間は3月12日~18日、
私たちは14日~20日までオースティンに滞在し、
昨年まで一度も参加できなかった、クロージングパーティーまでの様子をレポートにまとめました。
[3月14日]
オースティン到着1日目、ロサンゼルスから国内便で、夜23時頃に到着したためひとまずホテルへチェックインするためにウーバーを利用した。
2017年はUberもLyftも、オースティンから撤退してしまったとのニュースが流れ、確かに利用できなかったのだが、2018年は何故か普通に復活していて、空港から近 隣のホテルまでUberで問題なく移動ができた。
深夜にも関わらず、空港内はミュージシャンが多く到着し、楽器を抱えたアーティストがタクシー待ちやレンタカー待ちの列が絶え間なく続いていた。空港からすでにフェスティバルが始まっている気にさせてくれる。それもSXSWの魅力の一つかもしれません。
[3 月15日]
いよいよSXSW出演の初日、この日はジャパンナイトプレビューショーという TuneCoreがイベントスポンサーになっており、日本から数組のアーティストが昼間 ~夕方まで出演するイベントだ。
私たちはトップバッターだったため、出演の一時間前に会場入り。会場への移動中、街中はどこもお祭り騒ぎで盛り上がり、どこもかしこも音やアーティストであふれている。
通常、アメリカでライブを行う場合、リハーサルはほぼ無い。特にこういったフェスで多くのアーティストが出演する場合、サウンドチェックすらほとんど無く楽器のセッティングができたら、「さあどうぞ!」と言わんばかり にスタッフがプレッシャーをかけてくる。モニターの注文も楽器のセッティング中に全て伝え、本番中は全てスタッフに任せるしかなく、やりづらいなんて考えている暇があるなら、オーディエンスに向けて最高のパフォーマンスをするのみだ。
案の定、1時間前に着いたにもかかわず、セッティングが終わった段階で多くのお客さんがフロアで待ち構えていた。準備ができているなら、本番の時間を長めに取って一人でもファンをゲットする方が大事なのだ。客やスタッフに促されて本来持ち時間30分程度なのを1時間弱演奏させて頂いた、会場はもちろん盛り上がり、6年目ともなるとファンの方も結構いらっしゃって、最高のライブができました。
自分たちの出番が終わると、今回は神野美伽さんのバックバンドも務めさせて頂いたので、連続2ステージ目が、神野美伽with山崎千裕+ROUTE14bandとして始まった。
こちらもやはり大盛況!着物の姿と彼女のパワフルなステージに驚愕した外国人 が沢山いたのが印象的でした。この日はこの2ステージのみで、隣町のヒューストンでキースアーバンの演奏があるということで、レンタカーでメンバー一路向かい、ライブを楽しんで2日目終了。
[3月16日]
この日はSXSW Japanniteの本番日で神野美伽さんとのコラボレーションでの出演が決まっていたので、ヒューストンから再びオースティンへレンタカーで移動した。
SXSWもそうだが、アメリカのギグ(ライブ)は開始時間が基本遅く、21:00スタートが通常営業で、SXSWも終演が概ね午前2:00となっている。このため、夕方にオースティンに到着後、今回ホームステイをさせていただくキースグッドさん(数年前のSXSWで知り合ったファンの方)の家へ向かい、オースティン中心地から20分程度車を走らせ、立派な家に到着しご挨拶。
SXSW期間中はホテルが異様に高く、平均で一人一泊2万円はザラなので、こうやって親切で泊めていただく方は本当にありがたい。挨拶もそこそこに、SXSWのレジストレーション(受付)を済ませるために、コンベン ションセンターへ。
到着後、例年通り受付へ向かうと思ったよりガラんとしており、アーティストで受 付を済ませてないのはほぼ僕らだけの感じでした。受付を済ませ、本番は夜中の1時からだったので、それまでコンベンションセンタ ー内で行われている、エキシビジョンやSXSWGameなどを巡り時間を潰す。
6thストリート(SXSWのメインストリート)も相変わらずの盛り上がりで爆音が鳴り 止まない。 気になるライブを何軒か物色し、あっという間に出番の1時間前になったので、毎年JapanNiteが行われるライブハウス(アメリカではベニューという)であるエリジ ウムへ到着。
日本が大好きな外国人は勿論、日本人の記者やSXSW出展者も会場でチラホラ。そしていよいよ神野美伽with山崎千裕+ROUTE14bandのステージが始まった。1曲目から勿論大盛り上がり!40分のステージがあっという間に終わると、夜中2時にも関わらずまさかのアンコール、そして、アンコール、さらにアンコール。。
アンコールとしての曲を用意していなかったこともあり、セットリストの中で一番盛り上がった曲を再度やったのだが、拍手が鳴り止まず、最後は神野さん自らMCで締めて、まさかのトリプルアンコール。あっという間のJAPANNiteが無事終演した。終演後の物販も予想と同じく大盛況。JAPAN niteのイベントの素晴らしさと演歌の力を実感したライブでした。
後半へ続く